韓国おけるMERS(中東呼吸器症候群)の感染拡大を受け、海外から韓国を訪れる予定だった旅客のキャンセルが相次いでいるという。
マカオの政府系放送局TDMが6月6日夜のラジオニュースで韓国メディアの報道を引用して伝えた内容によると、MERSの感染が拡大した先月(5月)20日以降、すでに2万人以上の海外旅客が訪韓旅行をキャンセルしたという。韓国観光公社の統計では、6月4日だけで8800人のキャンセルがあり、このうち7000人以上が中国人という。

韓国・ソウルの繁華街、明洞(ミョンドン)地区の町並み(資料)=2010年—本紙撮影