マカオ政府統計調査局は9月7日、今年（2018年）5〜7月期の住宅価格指数を公表。
マカオの今年5〜7月期の総体住宅価格指数は270.7で、今年4〜6月期から0.5%上昇。エリア別の価格指数ではマカオ半島が273.1、タイパ島・コロアン島が259.6で、いずれも0.5%の上昇。
現住物件（中古）の価格指数は0.4%上昇の291.3。エリア別ではマカオ半島が0.2%上昇の287.5、タイパ・コロアン島が1.2%上昇の309.9。築年数別では、11〜20年が1.3%、5年以下が1.0%のそれぞれ上昇、6〜10年は0.9%下落。未完成物件（プレビルド）については0.9%上昇の281.3。
前年同時期との比較では、総体住宅価格指数が11.0%、中古が12.5%、プレビルドが12.7%のそれぞれ上昇だった。
住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。
住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2018年1月本紙撮影