マカオ科学館は今年(2015年)11月20日に発生した火災事故を受けクローズしていたエキジビションセンター部分について、12月19日から再開することを発表した。
マカオ科学館はマカオのポルトガルから中国への返還10周年記念事業のひとつとして2009年に開館。近未来的な非対称円錐形の外観が特徴的で、オープン以来、マカオの新しいアイコンとして市民や観光客に親しまれている。設計を手がけたのは著名な中国系アメリカ人建築家のイオ・ミン・ペイ氏が率いるペイ建築事務所。
【関連記事】
■火災事故発生のマカオ科学館、展示物10点に影響=全面再開時期は未定(11月27日)

近未来的な非対称円錐形の外観が特徴的なマカオ科学館エキジビションセンター棟(資料)—本紙撮影